バカラ
一番「運」が必要とされるゲーム
バカラは、「カジノの王様」と呼ばれていて、カジノ世界では「運」のゲームとして大人気です。シンプルなゲーム内容で、単純にどちらが勝つかを予想して賭けるだけです!それは仮想の2人「バンカー(Banker)」と「プレイヤー(Player)」はどちらが勝つかを当てるカードゲームです。しかし、バンカーとプレイヤーには実力の差はなくてほぼ50%の確率だと言えます。なので、バカラはプレイヤーの運の強さが試されるゲームだと言われています。
カードの数え方
先にカードの数について紹介します(「ジョーカー」がない)。
そのまま1点
そのまま2点から9点
全て10点
基本的なルール
ディーラーによりプレイヤーとバンカーにそれぞれ2枚ずつカードが配られます。最大3枚での合計数を競い合って、下1桁の数字が大きい方が勝利となります。つまり、”9″が最強です(“0″が最弱)。「9を超えない範囲で9に近いほうが勝ち」というブラックジャックにも似たゲームです。
例えば :
配当
⧬ プレイヤーの勝ち:配当が2倍
⧬ 引き分け(タイ):配当が8倍
⧬ バンカーの勝ち:配当が1.95倍
この5%のコミッションはバンカーが有利に働くように調整される為の手数料です。
ゲームの流れ
1.カードが配られる前にまずはバンカーとプレイヤーのどちらが勝つか、あるいは引き分けにチップを賭けます。
2.ベットが終わって、バンカーサイドとプレイヤーサイドにカードが表向きに2枚配られて、その2枚の合計値次第
で3枚目のカードを引くかどうかが決まります(◎カード追加のルールにご参考ください)。
3.バンカーの勝ち、プレイヤーの勝ち、或いは引き分けが確定し次第で、客のベットに応じた配当が行われます。
カード追加のルール
・プレイヤー側
・バンカー側
バカラはブラックジャックのように細かい戦略を立てるスタンスとは異なって、あまりこの表を覚え込む必要はありません。ざっと「こんな感じなんだ~」という軽く把握する程度でいいと思います。
バカラの用語
・ヒット(Hit):カードを引くこと。
・スタンド、ステイ(Stand、Stay):カードを引かないこと。
・ピクチャー:絵柄カード(J、Q、K)のこと。
・ナチュラル:初めの2枚の合計値が「8」か「9」のことを「ナチュラル8」「ナチュラル9」と呼ぶ。特に「ナチュラル9」は最強カード!
・デッキ数(Deck):52枚のトランプを1Deckとして、いくつのDeckで行われるかを示す。通常は8Deckでゲームが行われる。
・コミッション(ハウスエッジ):バンカーに賭けて勝った場合、配当の5%をカジノに徴収される仕組み。
まとめ
バカラは客側にもディーラー側にも次のカードを引くかを考える権利はなくて、ただ条件に沿ってゲームが進行します。つまり、カードをゆっくり見たところで何も変わりません。本当に「見るだけ」です。しかし、ライブバカラは過去の勝敗記録を参照できます。罫線を参考にしてゲームの流れを掴むヒントになるからです。そんな中にも客の様々な思いが錯綜します。例えば、自分の賭けた方のカードを他の人より早く知りたいこと、じわじわと少しずつ時間をかけてめくる間のスリルを味わいたいことなどで、他の客との最高賭額をめぐって賭け金をつり上げていくといったことも出てきます。こういった各客の思いこそがバカラの醍醐味とも言えます。