バカラは大きく分けて2種類のテーブルがあり、
「バカラ」「ミニバカラ」と名称もわかれています。
一般的にどちらも単に「バカラ」と呼び、
「バカラ」「ミニバカラ」とも基本的なルールは全く同じなのですが、
ゲームの進行などに違いがあります。
またバカラはそのカジノ特有のローカルルールが存在したりします。
このカテゴリではあなたがどんなバカラでも楽しめるように基本的なルールから
スクィーズ(絞り)や罫線の書き方まで詳しく説明していきます。
バカラの基本的な考え方
バカラのルールを超簡単に説明してしまうと、
2~3枚の手持ちのカードの合計の下一桁が「9を超えない範囲で9に近いほうが勝ち」。
というブラックジャックにも似たゲームです。
でもバカラはディーラー対プレイヤー(あなた)でもなければ、
ポーカーのように同テーブルのプレイヤー対プレイヤー(あなた)
でもありません。
「じゃ、どうすんの?」となりますね。
ここで架空の人物が2人いるとしましょう。
名前を「BANKER(バンカー)」と「PLAYER(プレーヤー)」とします。
※ここでの「PLAYER(プレーヤー)」とはあくまで架空の人物です。
あなたを指す”プレーヤー”と区別する為に「PLAYER」と英語表記にします。
バカラはこの架空の「PLAYER」と「BANKER」が対戦し、
それを傍観しているあなたが「PLAYER」と「BANKER」のどちらが勝つか?
に賭けるゲームなのです。
更にこの「PLAYER」と「BANKER」は実力がほぼ同じなので、
「BANKER」が勝つのも「PLAYER」が勝つのも単純に
約2分の1の確率と考えて結構です。
イメージとしてはコインの表裏(フリップ)に賭けるのと
全く同じということです。
だからこれだけ覚えれば、
カジノに行って立派にプレイできます(本当ですヨ^^)。
ディーラーの役割
紹介した「PLAYER」も「BANKER」も架空の人物なので、
ディーラーにより「BANKER」「PLAYER」にカードが
配られることでゲームが進行します。
でも「BANKER」も「PLAYER」もバカラ特有の『ルール』に従って
カードが配られるため、ディーラーは自らの意思でカードを
「配る」「配らない」という選択はできません。
だからディーラーに「強い」「弱い」は
全く関係ありませんので勘違いなさらないよう。
もちろんゲームに参加しているあなたや他のプレイヤー(客)も
ディーラーがテキパキとカードを配るのを傍観するしかなく、
カードに触れることすらありません。
※ミニバカラよりも大きなテーブルの本家バカラでは
絞り(スクイーズ)といって客がカードに触れるルールもあります。
(触れるからといって勝敗には全く影響しません。)
バカラの基本ルール
ゲームの進行と清算はディーラーが勝手にやってくれるので
正直いってカード数え方すら知らなくてもいいのですが、
ゲームを楽しむための要素として覚えておきましょう。
カードの数え方
バカラにおけるカードの数え方は基本的に
ブラックジャックと一緒です。
普通の数字カード(2から9まで)は数字通り。
10および絵札(J、Q、K)は「0」とカウントします。
Aは「1」とカウントします。
※バカラではBANKER、PLAYER各々のカードの合計の下一桁の数字しか見ないので、
ブラックジャック同様に絵札を「10」とカウントしても差し支えない。
「A」も同様、「1」「11」どちらでもかまいません。
バカラの用語
- ヒット(Hit)
カードを引くこと。 - スタンド、ステイ(Stand、Stay)
カードを引かないこと。 - ピクチャー
絵柄カード(J、Q、K)のこと。 - ナチュラル
PLAYER、BANKERとも初めの2枚の合計が「8」か「9」のことを
ナチュラル8、ナチュラル9と呼ぶ。 - デッキ数(Deck)
52枚のトランプを1Deckとして、いくつのDeckで行われるかを示す。
通常は8Deckでゲームが行われる。 - コミッション(ハウスエッジ)
あなたがBANKERに賭けて勝った場合、配当の5%をカジノに徴収される仕組み。
ノーコミッションのバカラもあるが、その場合”ロクハン”と呼ばれ
BANKER「6」で勝った場合のみ配当の50%が徴収される。